「当たり前」のあることのしあわせ
こんばんは、嫁のななです。
この前の日曜日、
倉敷市で開催された上映会に参加してきました。
ボランティア仲間から
この上映会の司会を任され、
ふたつ返事でOKしたものの
当日ふたを開けてみたら会場には200人を超える人たちが訪れました。
上映会当日
私の慣れない司会ぶりだったことはいいとして、、、
今回書きたいことは
「当たり前」のあることのしあわせ
みなさんのしあわせってなんだろう?
高価な物を手に入れたとき
好きなブランドの服を着たとき
会社で成果を出せたとき
学校で良い点が取れたとき
美味しい物を食べたとき
海外へ旅行に行ったとき
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しあわせを感じる基準も事柄もみんな違う
それでいいと思います。
ただ、しあわせってもっと身近に
たくさんあるもんだなと思います。
「当たり前」の毎日
「当たり前」に目が覚めて
「当たり前」に家族と挨拶できて
「当たり前」にご飯たべて
「当たり前」に会話ができて
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今回、倉敷市で上映されたのは
南相馬市萱浜(かいはま)地区に住んでいる
あるご家族の物語。
東日本大震災が発災し
萱浜に住んでいた上野敬幸さんの自宅にいたご両親とこども2人は津波で流されてしまい
上野さん自身で必死に家族を捜索されている最中、原発が爆発
その後警察も自衛隊も誰も人が来ない。
自衛隊が来たのは発災後1ヶ月後だったそう。
長男 倖太郎くん(当時3歳)は行方不明のまま
深い悲しみと悔しさの現実と
幸せだった過去が交差する被災後の5年間のドキュメンタリーと上映後の上野さんと監督の笠井千晶さんの対談会。
映画の内容や伝えたいことはたくさんですが
対談会で上野さんが何回も言っていた
「倖太郎を見つけてやりたい。抱きしめてあげたい。」
生きていれば、
震災がなければ、
原発事故がなければ、
「当たり前」に倖太郎くんを抱きしめることができていた。
上野さんの倖太郎くんへの想いを聞く度に
自分の息子への想いが重なり涙が出てしまいそうでした。
「当たり前」の尊さを再度考える
とても良い機会になりました。
「当たり前」な日々を過ごしてるけど
「当たり前」ってすごい!! んだ。
私は
家族や仲間と食卓を囲む
ただ当たり前の一日だけど
ただそれだけて本当にしあわせだなと
家族や仲間とあーだこーだ言いながら餃子作って
ビール飲んでる
何ものにも代えられない
これが本当にしあわせだ。
きっとみなさんのまわりにも
「当たり前」のしあわせがたくさんある。
はず。
最後になりましたが
各地で発生する災害でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに
ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。
また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。
被災された地域の方々の暮らしが
少しでも被災前の暮らしに近づきますように。
自分のできること、
できる支援を私自身も続けていきます。
今日この一日にありがとう
このあたりでおやすみなさい🌙