年末に仕込む正月用お飾りづくり
こんばんは
段々と年末に差し掛かり地域の方々は
だいぶん前に田んぼの片付けなども終わり
家の周りを片付けて年越しの準備に入っておられます
が、
我々はやっとこさ田んぼの片付けを全部終えることができましたw
そして、年越しの準備といえば「正月お飾りづくり」を
地元のじいちゃんたちに習いたいメンバーで募り開催しました。
上山に集まってるメンバーはだいたいそうかもしれませんが
僕は「自分でできることはなるべく自分でして生きたい」と思い、
棚田での暮らしをしています。
ですので今回は9時からみんなで集まって
自分たちでつくったお米(山田錦)のワラを使って
お飾りづくりの始まりっす。
どこかのお店に並んでいるようなものを既製品のお飾りづくりを目指すのではなく
昔からこのおじいちゃんが田んぼでお米を作り、薪でお風呂に入り、
ごはんを炊くなどの暮らしをしながら神様に対してずっと行ってきたやり方を引継ぎ
また自分の子供たちに同じように教えてあげていきたいです。
改めて正月を迎えることやお飾りを飾ることの意味も調べてみると
正月:「新年を祝う初めの行事、その歳の五穀豊穣を約束してくれる歳神様を迎え祀ること」
門松:「歳神様の依代として飾られる」
正月お飾り「その歳の歳神様を迎え祀るときに飾るもの、古い年の不浄を断ち家を祓い清める」
鏡餅:「歳神様へのお供え物」
ということです。
それではじめていきます。
まずはワラを手でしごくというか
指を熊手代わりにしてワラをしごいて
まとまりが出てくるように小奇麗にしていきます。
こんな感じできれいに
その後、水を含ませて半分から先端を多少捻りながら
木槌でけっこう強めに打ちつけていき
このあとの作業がはかどりやすいように柔らかくしていきます。
外は寒いのと雨が降ってきたので室内でブルーシーを引いて行います。
湿らせて木槌で打ちつけたワラ
きれいになったので完成系のお飾りへのイメージが膨らむ
ここからが本番
まずはワラを4本を
よった(ねじった)やつを用意
適度にまとめたわらの束を用意
神社とかでよく見る男結びをする
男結びができたら3等分に分け、 三つ編みにしたり
よって太い綱にしていったりして形を仕上げていきます。
これで一つ完成っす!
床の間に飾る用だと習いました。
ほかにも三つ編みにしたやつはこんな感じで完成。
ほかにもメガネ型お飾りづくりも習うことができました。
集中して時間が早く過ぎてしまうのですが
どことなく田舎のゆっくりした時間を味わいつつ
正月お飾りづくりを楽しむことができました。
こんなことを習うことができるのはあと何年いけるかわかりませんが
できる限りのことは教えてもらえるように関係性を繋いでいきます。
ブログを書きながら普段やっていること(正月とか)の意味を
再確認できてよかったっす
門松づくりも教えてくれる方を探そー♪
byうめ