棚田暮らし夫婦ブログ〜日々是好日〜

かつて8300枚の棚田が広がっていた田舎に暮らす夫婦ブログ。夫婦の大切にしたい言葉は“日々是好日"。

\自分たちの鹿肉 de フレンチ!/



先日、前職でお世話になった上司夫妻に知人のフレンチ店で食事をご馳走になってきました!🎵





しかも、

自分たちの獲った鹿肉 de ! ✨










頂いた命が素敵な料理に…

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鹿肉は4種類の料理になり出てきました。




◎ ステーキ

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◎ ロースト(ブルーチーズソース)

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◎ ロースト(バジルソース)

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◎ ハンバーグ

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◎ カツレツ

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自分たちで獲った鹿肉が




こんな本格的な料理に…




出てきた料理を見ているだけで
とても感慨深いのです。




そして食べてみると




どれも信じられないくらい
臭みが全くないっ!!!!!👀✨




そして 

すんごく柔らかくてジューシー◎





鹿肉美味しい。。。




と、
私の心と身体がつぶやくのが聞こえました。。。






自分ではなかなか扱いづらい鹿肉


でも



プロの料理人の手に掛かり


料理の種類が広がり



どれもビックリするくらい美味しくなる。





今回、料理して頂いたシェフも普段は鹿肉でなく猪肉を扱っているそう。


理由はやはり

猪肉の方が鹿肉より料理しやすく扱いやすいから

と言われていました。



それでも
今回の鹿肉は


非常に状態が良い◎
美味しい◎


とお褒めのお言葉まで頂け
本当に嬉しい限りです。







今回の鹿1頭は、





◎背ロースやモモ肉
    →→→フレンチディナーに

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◎内臓
    →→→ハイブリッドウルフの食糧に

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◎皮
    →→→加工して革製品に(予定)

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鹿1頭の命を、
大切な人たちと分け合い
暮らしの中で
感謝して使い頂く。





 ” たかが一頭 ”



かもしれないけど



  ” されど一頭 ”



の ”命” なんです。





私たち夫婦は
いかに頂いた命を有難く使い切るか。


それをいつもいつも考えています。


by 棚田嫁なな

念願のタイニーハウスづくりに向けて① 〜 整地 〜

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先日、
夫婦の念願である タイニーハウス( tiny house ) を建てる土地の整地を始めましたーーー!!!!



タイニーハウスとは…↓

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例えば完成イメージはこんな感じ



( ※あくまでものイメージです。予算上こんな立派なものにはならないのですが。。。TINY.HOMES@instagramページから引用しました )

https://kinarino.jp/cat1/4257

キナリノ参考





最小限のモノと空間で
可能な限り太陽光や薪などを使った自然エネルギーを自給し
家族を近くに感じながら ”小さな家で豊かな暮らし” がしたい。


そして建築コストはできるだけ低価格で。




タイニーハウスのような家で暮らしたいと思うようになったのは一年以上前。


( 予定では昨年の8月にはタイニーハウスは完成‼ 
するはず……
でしたが現実はそうもいかず💦)



今現在はと言うと

7部屋ある古民家に
夫婦ふたり + 愛犬1匹 +やぎ1頭
で暮らしています。

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この古民家は築80年以上、空き家歴40年。



暮らし始める前まで空き家だったこの家は周りが草木に覆われ、一部の屋根は崩れ床も所々抜けていたり、部屋は傾いてしまっていたり…


とかなりの状態。




その状態から棚田夫うめ が自分の手で大改修を行い、現在暮らしができる家にまでになりました。


( そんな古民家大改修の様子はまた後ほどのブログテーマにしますね♪ )



それだけ手を掛けて改修した家に愛着が湧かない訳がない。。。




むしろ

そんな愛着たっぷりの今の古民家を別のカタチで最大限活用してゆきたいのです!




この古民家に暮らして約2年…


良かったことも不便さを感じたことも含めて、今後この古民家を民泊施設として活用してゆけたらと考えています。


( 民泊活用についても今後のブログで改めて書かせてもらいますね♪ )






そしてタイニーハウス建築に向け

先日、ようやく整地を始めました!
タイニーハウスを建築予定地は、今暮らしている古民家の横になります。



半日(午前中)だけ、と言う事で整地をするのにユンボが借りれることに〜✨


午前中でどこまで進めれるかが勝負ですっ!

夜が明け、外が少しずつ明るくなってきたころ

棚田夫うめ は作業に取り掛かり始めました。

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/ゴロゴロゴロゴロゴロ…\


手慣れた様子でユンボを上手に操作して土を削ったり運んだり
大きな岩をすくって動かしていきます。






!どこでこんな事習ったんだ…!





        …とおどろく私の心。







大工仕事から重機操作、事務作業や視察対応などなど…



ほんと何でもできる棚田夫うめ の姿に一緒に居て毎回感心させられます。




これも上山へ移住してきてからの学びの賜物なのですね…♡









整地作業はというと、


崩れていた石垣のまわりも少しずつキレイになってゆきます。
そんな作業が進むにつれて変わってゆく風景を見ていると楽しくて嬉しい…☺







作業を進めていると…




地域のおじいちゃんが軽トラで現れ



「なんしょんなら〜」
   ( 何してるんか? )




と、言いながらユンボに向かって一直線!!!!





ユンボに乗り込み、熟れた手つきで操作し整地を始めました。笑


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  /ゴロゴロゴロゴロゴロ…\


こちらもさらに見事なユンボさばき!✨

どんどんと整地が進んでゆきます!


ほんと、田舎のおじいちゃん達は何でもできちゃうんです!!!



そして何と言っても



重機操作が大好き!笑



ほんとほんと、有難やぁ〜!✨





そんな姿を
ずーーっと見ていられそう…






いやいや、



私も働かねばっ!!!💦






私ができることは…




削った土の中から出てくる岩や瓦など、持ち運べる瓦礫を集めて所定の場所へ運ぶ作業。

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中にはビニールや金属片、ガラス片なども出てきます。

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↑出てきたビニール




整地をしているこの土地は昔
牛舎があったそうです。



土地が手入れされなくなって40年の年月が経過、

でもその土地から出てくる不燃物やビニールなどは少しも変わらずそのままの状態………。

土に埋めてもこうやって何十年も遺り続ける。。






それが後世へ遺り続ける…






自分たちの子どもに、孫に…






瓦礫を拾いながら
自分たちは出来る限り負の物は遺したくないと感じるのでした。





私たちが遺すべきものは大切な風景や文化、習慣などを伝え遺し、いかに繋げてゆけるかだと思うのです。







作業も順調に進み


整地しているところを違う角度から!

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/カンタもフレームイン!\



土地が低くなっているところには真砂土を運んできて入れる↓

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これを3〜4往復!!


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おじいちゃんが整地を手伝ってくれているので他の作業も進めていけるのです!


ありがたすぎるっっ🙏✨





ちょっとわかりにくいですが

整地のBefore・After!


             Before

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                 ↓

               After

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写真奥の崩れた石垣側が整地してスッキリ!土地が広く平らになりました!


整地後、嬉しくて整地できた土地に間取りを書いてみたり↓

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>玄関はここだね?


>台所はこのくらい?


>薪ストーブはここらへん?


>窓がここに欲しいよね?


……


…………


………………


とか、ふたりであーだこーだ言いながら妄想と構想を膨らますのです。





紙の上の図面では描けないものが実際に土地に立ってみると図面上での構想は変わってくるのです。








さ、

これから少しずつ妄想と構想をカタチにしてゆきますよ〜◎





皆様、お楽しみに!✨





そして、きょうもお疲れ様でした。


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました🙏✨




by 棚田嫁なな




上山の朝

上山の寒い朝

 

朝起きてピッとボタン押せば部屋が暖まり暖をとれるわけではなく。。。(ここはぶっちゃけけっこうつらいw)


薪ストーブに火が残ってるか確認して


メイが散歩してくれとキュンキュンせがむので散歩にいき

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帰ってきたらカンタがメシくれとメェェェェェと求めてくるので葉っぱをとってきてエサやりをして

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散歩ついでにストーブの着火材となるスギ葉をゲットして、煙突も1週間ぶりに点検(つららがすごい色)

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身体が温まってきたところでストーブに火を入れることができて

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やっとこさ部屋を暖めながらブログを更新しているところです。

 

暮らしている家の周りに、燃料が落ちてたり、ヤギの餌が生えてたり、畑があったり、うちのことを気にかけてくれるばあちゃんがいたり、

 

今はそんなところで 暮らしているのが心地よいのです。

 

さ、今日も動こう。

 

 

薪づくりな日

寒い日が続きますね。



そんな日にはうちの薪(まき)ストーブが大活躍っ!

部屋を暖めるだけでなく
料理やお湯の確保にも大活躍なのです。
(薪ストーブの上はぎゅうきゅうw)

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なんせこの時期は薪をガツガツ使います…


そして、一日中薪ストーブを焚いていると
結構な量の薪が一日に消費されます。


ここ最近の寒さで我が家の薪ストックもあと少し、、、

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外は小雪がちらつき始めていますが



きょうは薪ストックを充実させるべく、午後は薪づくりっ!!!💨💨



まずは家前に放置していた荒材(木を製材する際に出た端材)から...



軽トラに積んで家の横まで運び

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チェーンソーでちょうど良い(薪ストーブに入る30cmくらいの)大きさに切っていきます。

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私は木が動かないように固定し、棚田夫うめ がチェーンソーでバンバン切ってゆきます


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大きく太いものは更に斧で割ります

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最近購入した斧 (フィンランド製のフィスカース7884ガーデンアックスX27)がすこぶる良い働きをするそう🎵◎




できた薪を薪小屋に積んでいくと


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⇧このくらいになりました。
    薪小屋半分くらいかな?
(ここまでで二人で約1時間くらい)





更に薪ストックを作るべく
近くの山林へ🚛💨💨



去年伐倒しておいた丸太を軽トラに積み

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まだまだ積みます、、

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よいしょ、よいしょ、



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         ^

( よし、このくらいでいいか! )





これを家横に運び
再びチェーンソーなどで切っていきます



それを薪ストックに積んでゆくと…

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/薪小屋いっぱいの薪が完成!\

       やったーっ!!!!🎵



更に薪予備軍も確保して…

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これが約一ヶ月分くらいのストックになる、、    はず!!!苦笑

どのくらいでこの薪たちが消費するか
また後程ご報告いたします!!👍




薪づくりが終わったあと


棚田夫うめ は家の周りの雑木をチェーンソーでガツガツと切っていました

午前中も朝から棚田の草刈りをしていたのに

我が夫ながら
よく働くな〜と感心いたします😌✨






私たちが暮らす岡山県美作市上山では、かつて8300枚の棚田が優美に広がっていました。
ですが年月が経ち、棚田はどんどんと耕作放棄され、草木に覆われ荒れていく中

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       (写真提供:高田昭男さん) 


9年前から棚田再生の取り組みを始める人たち、そして6年前から棚田夫うめ はそのメンバーに加わり、今も再生活動を続けています。

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私がお米づくりをしたり
畑を耕し野菜を作ったり
山に入って木を切り薪を作ったり

この地域で私のしたい暮らしが紡げるのは
棚田再生を続けてきた人たちの存在があるからこそ。



年月をかけて再生活動をし


続けることで変化を見せ


地域の方との『信頼』を積み上げてきた人たちがいるからこそです。



数年前、
私は農業に興味を持ち別の地域で活動をしました。

その時、“ よそもん ” がその信頼を築いていくのに苦労した経験があります。


だからこそ
今ある環境の「ありがたさ」を日々感じます。

by 棚田嫁なな

今週末、鹿革ミニタッセルづくり@とっとり・おかやま新橋館!お待ちしてます!

今週末、新橋でジビエイベントがありそこで鹿革ミニタッセルづくりをします!

 

美作で知人の猟師が捕獲したものを加工して革に仕上げています。



 

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日本人に古くから馴染みのあるのが鹿革です。正倉院のお宝の中にも鹿革のお宝があるぐらいです。
繊維がキメ細やかで、柔らかく、しなやかな鹿革。いろんな用途がありますが、今回は普段使える小物を作ります。ほかポーチなどの小物も販売用意します。


僕たち夫婦が大切にしていること


『 頂いた命を有難く使い切る 』


『 命を感謝して使い切る 』


草や木などの植物の成分に含まれるタンニンを使った【植物タンニン鞣し】で仕上げた革の自然な風合いを感じてもらいたく、あえて染色はしていません。


その思いから出来上がった鹿革クラフトを

直に見て、触って、話を聞いて頂けたらと思います。

 

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会場では、この鹿革ミニタッセルづくり体験ができます!



2日間ずっと新橋にいますのでぜひ遊びに来てほしいですw
東京にお知り合いのいる方もぜひこんなやつがいるってことでご紹介いただけたら嬉しいです♪

 

以下詳細

 

森のめぐみをいただく〜鳥取・岡山のジビエ
▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽
鹿革クラフトワークショップの日程
1月20日(金)、21日(土)10:00〜17:00
参加費 500円/1個、先着20個/日
受付随時


とっとり・おかやま新橋館2F催事スペースにて

http://www.torioka.com/event_list/森のめぐみをいただく~鳥取・岡山のジビエ~/

 

ご参加お待ちしています!!

 

よろしくお願いいたしまっす!

 

 

薪割り斧比較実験

家での薪ストーブによる暖房エネルギー確保のために

年末から薪割りに勤しんでいます。

 

けんゆうさんにもうちで買ってみた薪割り用斧を試してもらおうと遊びにいきました。

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廃タイヤの中に置いて割るとバラバラ1回づつ拾っては置いてをしなくて楽になるという良いこと教えてもらえて有り難い。

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それで今回の目的の斧の違いによる薪の割り比べ、今回は3つを比較

①和斧(一般的?)

フィスカースX27アックス

VIPUKIRVES(ヴィポキルヴェス)斧

 

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結論は早く、フィスカースが一番割やすいし、割安いですw

使い勝手を試したい人はうちに来て薪割りしてみてくださいませ。

 

薪割りする前の玉切りをするための台

これでしゃがんでチェーンソー操作しなくてよい環境に

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こんな写真のようにきれいに整備した

広葉樹の森林や林道を参考にさせていただき

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春~夏は新緑のころ

 

夏は葉が生い茂り涼しげに

 

秋は紅葉を

 

冬は薪割りで温まる

 

四季折々楽しめる空間を上山にも創っていきます。

 

 

 うめ

私たちの暮らしの中にある『狩猟』

 

 
鹿や猪を獲る『狩猟』することが私たちの暮らしの一部としてあります。
 
 
年末にも2頭の鹿が私たちの檻罠(おりわな)に掛りました。
 

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おそらく親子の雌鹿
 
 
 
上山地区には3名ほどの現役猟師がいます
棚田夫うめ も3年前に狩猟免許(わな)を取得し、年間に5〜10頭の鹿や猪を獲っています。
 
 
棚田夫うめ は、まだまだ新米ですが罠設置から捕獲・解体・精肉まですべての工程をひとりでこなします。
 

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    【 獲物を獲る = 命を頂く 】
 
 
 
この行為は精神的にとても浪費します。
 
 
 
 
結婚し私が上山で暮らすようになってから、獲物が取れた時は
可能な限り夫婦で一緒に作業するようにしています。
 
それは、一緒に作業を共有することで少しでも精神的な浪費を減らすため
 
それと
 
自分たちの子どもにしっかりと伝えたい大切なことであると思っているから。
 
 
 
 
 
命を頂く瞬間も
 
 
皮を剥ぎ、生体を捌くときも
 
 

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私たちは頂く命に目をそらさず向き合うようにしています。
 
 
 
 
 
この作業だけでなく
 
 
田んぼや畑の作業も
 
 
林内の作業も 
 
 
できる限り一緒に作業することを心掛けています。
 
 
もちろん肉体的にしんどい時は自己判断で休んでいます。
 
 
 
 
どんな場所を
どんな風に
どんな思いで
 
棚田夫が上山へ移住してきてから作業してきたのか
 
 
そしていつも作業し
 
 
これからも作業していくのかを
 
 
 
一緒に現場で作業することで
少しずつ理解できるのです。
 
 
朝昼夜も一緒にご飯を食べ
 
夫婦で「四六時中」一緒にいる感覚。笑
 
 
ここ数ヶ月は私の妊娠もあり
作業に関われないことが多くなっていますが。
 
 
私たち夫婦は一緒の時間を共有することで
お互いの理解を少しずつ深めたり
お互いの新しい一面を見つけたり
 
少しずつ私たち【夫婦のカタチ】が作られてる途中です。
 
 
 
家族が増え
 
 
仕事のスタイルも
状況も少しずつ変化し
 
 
たくさんの変化を受け
 
 
夫婦のカタチは今後も変化しつづけるのだろう
 
そして、その変化を家族で楽しもう。
 
 
 
 
 
 
 
そうだそうだ、
 
 
狩猟の話に戻して、、、
 
 
現在、全国では実際に猟師によって獲られた鹿が食肉として加工されているのは
捕獲数の1〜2割ほど
 
 
残りはというと、
その他は捨てられるなどで処分されている現状
 
つまり大半が活用されることなく処分されているということ。
 
 
全国的に、猟期以外は有害鳥獣駆除として鹿や猪などの農作物を荒らす野生動物に狩猟免許保持者には、国や自治体から捕獲頭数ごとに駆除費を支給する制度があります。
 
鹿や猪の個体数を減らし駆除費をもらう目的にして狩猟をしている人も中にはいます。
 
 
 
 
それには、私は疑問があります。
 
 
 
 
 
もちろん鹿や猪がの個体数が減れば、農作物や森林被害への影響が減り、里山の生態系のバランスも落ち着くのでしょう
 
 
ですので
 
 
 
狩猟=現金稼ぎ
 
 
 
 
 
ただそれだけではなく
 
私の中では
 
 
 
狩猟=命を感謝して頂く行為
 
 
 
としてちゃんと受け止め
行っていきたいのです。
 
 
 
私たちは積極的に鹿や猪の個体数を獲ったりしません。
 
 
その意味は
 
 
・農業被害を減らすための狩猟
    →鹿などの個体数減のための対症療法的なアプローチ
 
 
ではなく 
 
 
里山に暮らし、家の周りで穫れる作物やエネルギーを心地よく使いこなしながらタンパク質(鹿肉など)を必要な分だけ獲ることができる人が増えること
    →根本的に解決ができるアプローチなのではないか?
 
 
と考えるようにもなってきました。
 
 
だから、自分たちのもとに廻ってきた時に
そのタイミングで、命を頂いています。
 
 
そして頂いた命を有難く使いきる
 
 
 

 

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命を感謝して使いきる
 

 

 

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どの瞬間も目を背けず
 
 
自分たちの子どもに
次世代の子どもたちに
命を感謝することを伝えて繋いでゆく
 
そのことを大切にした暮らしを上山でしたいのです。
 

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私たちは自然の循環の中に生き
そこに暮らしがあることを
ここ上山で感じられるのです。

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頂いた命で
私たちの食事はとても贅沢なものに…✨

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食事をするときの


          『 いただきます 』


その意味を感じながら


私たちの命の糧になっていきます。






 

 

 
 
『狩猟』というこのテーマでは、まだまだ考えさせられる事も多く、
自分の知らないこともまだたくさん
地域性もあったり、そこにいろんな思いもあります。
 
このテーマにしてからどのように書くか、何度も文を添削し、
読み返し、どう伝えていけるか、、、
 
 
そうこうしていると時間がすぐに経ってしまい、ブログの更新がなかなかできずでした😓
 
でもこれでも
まだまだ伝えきれてないこともあります。
 
 
 
『狩猟』は私たちの暮らしの一部であり、まだ沢山の思いがあるので少しずつブログで綴ってゆけたらと思います。
 
そして、これからも命に向き合いながら上山での暮らしを紡いでいきます。
 
 
 
 
 
そんなこんなで、
 
私が唯一欠かさず見ている
 
TBSテレビ番組
「クレイジージャーニー」
 
に、なんと!
来週1月19日クレイジーな孤高のハンター(猟師)さんの特集があるそうです!!!👀
 
こりゃ必見ですっ‼️✨
 
 
 
 
by 棚田嫁なな